英国王立音楽検定(ABRSM)

ディプロマ(ARSM,LRSM,FRSM)

グレード検定より難易度の高い上位検定で、音楽の演奏、教育、指揮の分野における専門的なスキル、知識、理解力を実技の実演、筆記課題や口頭発表、面接などを通して評価し、認定します。これらの検定は、ARSM、LRSM、FRSMと3段階に分かれており、イギリスの資格認定において、それぞれ大学1年、学士卒業、修士卒業の水準と認められます。ディプロマ検定を受検するためには、前提条件となる資格を事前に取得する必要があります。また、日本語で課題を作成、面接を希望される場合、英語への翻訳及び通訳が必要となります(別途翻訳・通訳料がかかります)。

演奏ディプロマ

デジタル(オンライン)検定

課題曲および自由曲を指定された長さに合わせて構成したリサイタルプログラムの演奏を動画で撮影し、演奏家として必要な知識や理解を示す筆記課題と共に提出します。筆記課題は、口頭プレゼンテーションを撮影して動画で提出することも出来ます。いつでも準備が整ったら受検の申し込み、課題の提出が可能です。

要項と資料

受検の前提条件および検定内容の詳細は要項をご確認ください。

要項のダウンロード

各楽器の課題曲リストの取得は、個別にご相談ください。
それぞれの受検資格の前提条件は、他機関で取得した資格で代替できるものもございます。詳しくは個別に事務局までご相談ください。

動画撮影

演奏動画は、未編集のプログラム全体演奏であること。(途中のチューニングも含む)
演奏前に:
自己紹介をすること。
プログラムリスト(※1)を読み上げること。
必要事項(※2)をカメラに向かって述べること。
受検者ID(※3)をカメラにかざすこと。
自由曲を演奏する場合、他の資料と共に各曲の冒頭をひとつのPDFファイルにして提出。
聴衆がいる場合、演奏中は静かにすること。拍手は曲間ではせず、プログラムの最後のみ。

要項のダウンロード

※1 プログラムリストはこちら
※2 プログラムリストに記載したABRSM ContactID、演奏楽器、ディプロマのタイプとレベル、曲目・作曲者を演奏順に述べる
※3 写真付きのID(運転免許証、パスポート等、ID作成用テンプレート

<口頭プレゼンテーション撮影>
プレゼンテーション開始前に:
ABRSM ContactID、演奏楽器(演奏ディプロマのみ)、選択課題のオプション、撮影日時を述べる受検者ID(※3)をカメラにかざすことプレゼンテーションには、参考文献や音源も含むこと。受検者が始終画面に映っていること。
英語以外の言語の場合、必ず英語字幕を付けて、そのスクリプトのファイルを提出すること。

<撮影機材と条件>
スマートフォン、タブレット、ビデオカメラ等。
手で持たず固定させること。
受検者、楽器、譜面台などが明確に見えること。
鍵盤楽器の場合、鍵盤全体、ペダルも視野に入れること。
動画のサイズはARSM2GB、LRSM・FRSMは5GBに収めること。
動画の形式はMP4、WMV、MOV、MPGのいずれかにすること。※事前に何度か試し撮りを行うことをお勧めします。

<動画提出>
ご自身のアカウントにログインし、アップロードします。アップロードは1回のみ可能です。撮影・アップロードマニュアル

<動画の再利用について>
提出動画はABRSM検定の目的のみに使用され、転用は不可です。他人への送付、FacebookやYouTube, Ticktok, Instagram等SNSへのアップロードは禁止です。違反した場合は失格になる場合があります。

<撮影サポートについて>
日本事務局では、撮影の場所の確保が難しい、撮影に関して不安がある、説明を受けたい、などさまざまなケースのサポートをおこなっています。お気軽にご相談ください。
日本事務局内(西早稲田)にて撮影場所の提供、撮影・動画提出サポートもおこなっておりますので、以下をご参照ください。

筆記課題(口頭プレゼンテーション)

LRSM、FRSMでは、演奏に関する知識と理解を証明するため、それぞれの筆記課題オプションから選択して書面を作成し提出します。同じ内容を書面ではなく、口頭プレゼンテーションで提出することも出来ます。

教育ディプロマ

デジタル(オンライン)検定

様々な音楽教育の現場における指導の実践動画を撮影し、教育者として必要な知識や理解を示す筆記課題と共に提出します。また、検定員とのオンライン面接による議論も含まれます。筆記課題は、口頭プレゼンテーションを撮影して動画で提出することも出来ます。受検前提条件には年齢制限も含まれますのでご注意ください。いつでも準備が整ったら受検申込及び課題提出が可能です。

要項と資料

受検の前提条件および検定内容の詳細は要項をご確認ください。

要項のダウンロード

それぞれの受検資格の前提条件は、他機関で取得した資格で代替できるものもございます。詳しくは個別に事務局までご相談ください。

動画撮影

ARSM指導実践動画は、未編集の一本の動画であること。
LRSM指導実践動画は、各レッスンを未編集で撮影し、それらを編集でひとつの動画ファイルにまとめること。-
実践動画の前に:
必要事項(※1)をカメラに向かって述べること。
受検者ID(※2)をカメラにかざすこと。
受検者が始終画面に映っていること。
18歳未満の生徒を指導する場合、必ず保護者から撮影と提出の許可を取ること。
(18歳以上の場合、本人から撮影と提出の了承を得ること)
撮影が学校や大学、その他の教育施設で行われる場合、各施設の安全ガイドラインを事前に確認すること。

※1 ABRSM ContactID、ディプロマのタイプとレベル、撮影日時を述べる ※2 写真付きのID(運転免許証、パスポート等、ID作成用テンプレート

<口頭プレゼンテーション撮影>
プレゼンテーション開始前に:
ABRSM ContactID、演奏楽器(演奏ディプロマのみ)、選択課題のオプション、撮影日時を述べる
受検者ID(※3)をカメラにかざすこと
プレゼンテーションには、参考文献や音源も含むこと。
受検者が始終画面に映っていること。
英語以外の言語の場合、必ず英語字幕を付けて、そのスクリプトのファイルを提出すること。

<撮影機材と条件>
スマートフォン、タブレット、ビデオカメラ等。
手で持たず固定させること。
受検者、楽器、譜面台などが明確に見えること。
鍵盤楽器の場合、鍵盤全体、ペダルも視野に入れること。
動画のサイズはARSM2GB、LRSM・FRSMは5GBに収めること。
動画の形式はMP4、WMV、MOV、MPGのいずれかにすること。※事前に何度か試し撮りを行うことをお勧めします。

<動画提出>
ご自身のアカウントにログインし、アップロードします。アップロードは1回のみ可能です。撮影・アップロードマニュアル

<動画の再利用について>
提出動画はABRSM検定の目的のみに使用され、転用は不可です。他人への送付、FacebookやYouTube, Ticktok, Instagram等SNSへのアップロードは禁止です。違反した場合は失格になる場合があります。

<撮影サポートについて>
日本事務局では、撮影の場所の確保が難しい、撮影に関して不安がある、説明を受けたい、などさまざまなケースのサポートをおこなっています。お気軽にご相談ください。
日本事務局内(西早稲田)にて撮影場所の提供、撮影・動画提出サポートもおこなっておりますので、以下をご参照ください。

筆記課題(口頭プレゼンテーション)

指導に関する知識と理解を証明するため、それぞれの筆記課題オプションから選択して書面を作成し提出します。課題によっては、同じ内容を書面ではなく、口頭プレゼンテーションで提出することも出来ます。

オンライン面接・議論

オンライン会議ソフトを用いて、検定員との面接・議論を行います。他の課題を全て提出した後、個別に詳細をご案内します。

指揮ディプロマ

デジタル(オンライン)検定

様々な音楽教育の現場における指導の実践動画を撮影し、教育者として必要な知識や理解を示す筆記課題と共に提出します。また、検定員とのオンライン面接による議論も含まれます。筆記課題は、口頭プレゼンテーションを撮影して動画で提出することも出来ます。受検前提条件には年齢制限も含まれますのでご注意ください。いつでも準備が整ったら受検申込及び課題提出が可能です。