電子楽器とオーケストラの融合で、大きく膨らむ音楽の世界!
国内有数の作曲家や音楽家を招き、最新のデジタル楽器とオーケストラによる演奏。
トークと映像を交え、その曲に隠された様々なデジタルテクノロジーによるサウンドアートを発見するコンサートです。
Part1はデジタルとアコースティックのサウンドを融合し新しい芸術領域を切り開いた、いわば先駆者としての冨田勲氏の代表作品を演奏する「TOMITA TUNES」に解説を加え、冨田作品の素晴らしさを総監督の渡辺俊幸が語ります。
Part2では「The Legend Works」として現代の音楽シーンを走る、服部克久、千住明、渡辺俊幸、川井憲次による演奏に、それぞれの楽曲の中での電子楽器の持つ役割を映像を交えながら解説していきます。
テレビドラマ、アニメやゲームなど、日頃親しんでいる曲の中に最新のデジタルテクノロジーの成果が込められていることを新たに発見できる貴重な機会です。
日時:2017年3月29日(水) 18:00開場 19:00開演
会場:オーチャードホール
入場料:
S席5,800円 A席4,500円 B席3,300円
※B席は一部スクリーンが見づらい可能性のある席を含みます。ご了承ください。
主催:
公益財団法人かけはし芸術文化振興財団
協力企業:
一般社団法人 日本作編曲家協会、一般社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)、手塚プロダクション、A-1 Project、讀賣テレビジョン、KADOKAWA、楽器メーカー各社、首都圏音楽大学/専門学校 他
チケットのご購入:
■Bunkamura チケットセンター
03-3477-9999(10:00~17:30)
■オンラインチケット MY Bunkamura
http://my.bunkamura.co.jp
※PC/スマートフォン共通
■Bunkamura チケットカウンター
Bunkamura 1F(10:00~19:00)
■東急シアターオーブ東急チケットカウンター
渋谷ヒカリエ 2F(11:00~19:00)
■チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード:322996)
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1704145
出演者
Eバンド
篠田元一(Synth) 岩城直也(Synth) 扇谷研人(Synth) 大迫杏子(Synth)
古川望(Gt) 渡嘉敷祐一(Dr) 梯郁夫(Perc)
和楽器
西原祐二(篳篥/笙)
合唱
Senzoku Brand-New Chorus
監修:篠原真(洗足学園音楽大学教授)
※ チケット好評発売中
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渡辺 俊幸Toshiyuki Watanabe 作編曲家・指揮者
代表作にNHK大河ドラマ「利家とまつ」、「毛利元就」、NHKドラマ「大地の子」、NHK連続テレビ小説「おひさま」、「どんど晴れ」、「かりん」、「ノンちゃんの夢」、東宝映画「モスラ」、「サトラレ」、「解夏」、「UDON」、アニメ「銀河漂流バイファム」、アニメ「宇宙兄弟」、アニメ「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」愛・地球博 開会式テーマ曲「愛・未来」、防衛庁・自衛隊50周年記念曲「祝典序曲 輝ける勇者たち」などがある。また、さだまさしデビュー時から現在に至るまでプロデュース、編曲を担当するなど、アーティストとの仕事も多い。「リング~最終章~」で第20回ザ・テレビジョン・ドラマアカデミー賞、劇中音楽賞を受賞。平原綾香の「おひさま~大切なあなたへ」で第53回日本レコード大賞編曲賞を受賞。近年、指揮者としてポップスオーケストラのコンサート活動にも力を注いでいる。洗足学園音楽大学教授 (音楽・音響デザインコース統括貴任者)。
http://www.toshiyuki-watanabe.com
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篠田 元ーMotokazu Shinoda 作編曲家・キーボーディスト
ピアノ、キーボードを笹路正徳に師事。学生時代から幅広いジャンルの作編曲を手掛ける。これまでに3枚のソロ・アルバムを発表。演奏活動ではNEXT PIVOTなどでのライブの他、国内外のオーケストラとの共演多数。加えて、楽器メー力ーの開発アドバイザーや数多くのシンセサイザーの音色制作に携わっている。その他、音楽雑誌での長期連載や40冊を越える音楽書を執筆。「実践コード・ワーク』『DTM 打ち込みフレーズ制作技法』をはじめとする記録的なベスト・セラー、ロング・セラーを誇る音楽書籍を多数執筆している。歴史的な音楽イベントThink MIDI 2015では音楽プロデューサーを務める。音楽制作会社 モトミュージック主宰。
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冨田 勲Isao Tomita 作曲家、シンセサイザー・アーティスト1932-2016
慶応義塾大学在学中から作曲家として多彩な分野で活躍をはじめ、74年にはシンセサイザーによる「月の光」を発表してビルボード誌の第1位を獲得し、さらに日本人として初めてグラミー賞にノミネート。以後発表するアルバムは次々に全世界で空前のヒットとなる。その後、多数のNHK大河ドラマや山田洋次監督作品で音楽を担当。2011年からは「ISAO TOMITA PROJECT」が始動。「惑星」や「月の光」など、 過去の名作をリメイク&サラウンド化した完全版が日本コロムビアより継続的にリリースされている。2011年1月に朝日賞受賞。11月には宮沢賢治の作品世界を題材にし“初音ミク”をソリストに起用した「イーハトーヴ交響曲」の世界初演が行われ大きな話題となる。14年には、REDBULLMUSIC ACADEMY東京2014に招かれ、世界の若きミュージック・クリエイターたちの前で講演を行い世界中で話題となった。15年5月には「イーハトーヴ交響曲」が中国・北京で上演された。平成28年5月5日、慢性心不全のため逝去。享年84歳。
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服部 克久Katsuhisa Hattori 作編曲家
パリ国立高等音楽院修了後、様々なジャンルの音楽監督やプロデューサーとして活動。代表曲は21作を数える自身のオリジナルアルバム「音楽畑」シリーズにも収録されている「自由の大地」、「ル・ローヌ」「すごい音の唄」等。現在日本作編曲家協会会長を歴任しながら、日本の音楽シーンの発展に尽力。2017年2月、音楽畑の楽譜集として「弦楽四重奏」、「ピアノソロ Best of Best(CD付き)」を出版。また、「弦楽四重奏」に関しては配信限定でアルバムも発売されている。
服部 克久オフィシャル・サイト http://www.hatkat.com/
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千住 明Akira Senju 作曲家
1960年東京生まれ。東京藝術大学作曲科卒業。同大学院首席修了。代表作にピアノ協奏曲「宿命」(ドラマ「砂の器」劇中テーマ曲)、オペラ「万葉集」「滝の白糸」、「カレンダー組曲」等。ドラマ「ほんまもん」「風林火山」「流星ワゴン」、映画「愛を乞うひと」「黄泉がえり」「涙そうそう」、アニメ「機動戦士Vガンダム」「鋼の錬金術師FA」「バッテリー」、TV「アイアンシェフ」等多数の音楽も担当。作曲家・編曲家・音楽プロデューサーとして幅広く活躍。受賞歴多数。NHK「日曜美術館」のキャスターもつとめた。東京藝術大学特任教授。
URL: http://www.akirasenju.com
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川井 憲次Kenji Kawai 作曲家
1986年に押井守監督作品『紅い眼鏡』で映画デビュー。
主な作品に『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『Avalon』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』『リング』『DEATH NOTE』『GANTZ』『貞子3D』『薄桜鬼』『GARMWARS ガルム・ウォーズ』、TVシリーズでは「めぞん一刻」「らんま 1/2」「機動警察パトレイバー」「精霊の守り人」「東の工デン」「ワールドトリガー」「ジョー力ーゲーム」「サーヴァンプ」「モブサイコ 100」「刀剣乱舞 -花丸-」等アニメーションの他「科捜研の女」「梅ちゃん先生」「花燃ゆ」等のTVドラマがある。
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加羽沢 美濃Mino Kabasawa 作曲家
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。 1997年、同大学院在学中に日本コロムビアからCDデビュー。 今までに20枚を越えるCD、楽譜を発売。作曲家として、オーケストラをはじめ、12人のヴァイオリ二ストなど室内楽から、合唱、吹奏楽等多くの委嘱作品を書いている。また、テレビドラマをはじめ、『チルソクの夏』 『ツレがうつになりまして。』『ライアの祈り』等の映画音楽や舞台音楽など話題作を数多く担当。 ピアニストとして、高嶋ちさ子との『Chisa & Mino』やレクチャーコンサート等、全国で演奏活動を行う。また「題名のない音楽会」の司会をはじめ多数のテレビ、ラジオにも出演。現在、 NHK Eテレ「ららら♪クラシツク」の司会を務めている。
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オーケストラ:
THE ORCHESTRA JAPAN
2015年春、創立。「オリンピックコンサート」、「ディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会」など、創立2年間で約130公演に出演し、ほぼ全公演が完売となった。
その演奏は、NHK、WOWOW、TBS-CSなどで広く放映されている。伝統的な枠組みにとらわれないパフオーマンスと音楽への情熱をひたむきに表現する姿勢と演奏で大反響をよぶ。
今後クラシックコンサート、教育プログラム、多分野との様々なコラボレーションなどが予定されている。いま最も熱い注目のオーケストラ。