マスタークラスMASTER CLASS

セミナー&コンサート
パイプオルガンから学ぶ
レガート奏法の創造的な使用と、
現代の様々なピアノタッチ、
そして高度なサステイン・ペダルのテクニック

J.S.バッハ以降、多くの作曲家がパイプオルガンを好んで演奏してきました。モーツァルトはチェンバロ同様にパイプオルガンを弾きこなしたと言われていますし、若きベートーヴェンはパイプオルガンで練習をしました。メンデルスゾーン、シューマン、リスト、ブラームスなどの作曲家やピアニストは、この「楽器の王様」と言われるオルガンのために傑作を書いています。パイプオルガンのストップによる多彩な音色は、現代のピアノ演奏者に大きなインスピレーションを与えます。どちらの楽器においてもレガート奏法は重要ですが、パイプオルガンの演奏テクニックには、ピアノで効果的に使うノンレガートや他の奏法を含んでいます。このようなパイプオルガンの演奏曲を研究することでピアニストは多くを学ぶことができます。

【第一部 セミナー】
パイプオルガンの文献やピアノの編曲に、フェルッチョ・ブゾーニによって書かれたものを題材にします。バッハやモーツァルト、ベートーヴェンが彼らの音楽の中で、どのようにサステイン・ペダルが使われているかを例に挙げ、ピアノ演奏において最も重要な2つのポイントを改善する方法を具体的に解りやすく解説していきます。
【第二部 コンサート】
講師のジュゼッペ・マリオッティ氏によるピアノ・コンサートです。
〜演奏曲〜
・Bach and Bach/Busoni: Wachet auf, ruft uns die Stimme, BWV 645
・Bach and Bach/Busoni: Nun komm, der Heiden Heiland, BWV 659
・Beethoven: Piano Sonata Op.53 "Waldstein"
・Beethoven: Piano Sonata Op.57 "Appassionata"
・Beethoven: Piano Sonata Op.109
※ 曲目や曲順は予告なく変更することがありますがご容赦ください。

  • 日時:2020年2月22日(土)
  • 時間:開場13:30/ 開演14:00
       ●第一部=14:00〜15:00/第二部=15:00〜16:00
  • 会場:大阪クリスチャンセンター ホール
  • 参加費:一般 ¥2,000(税込)/大学生 ¥1,000(税込)/高校生以下 無料
  • 対象:音大生、鍵盤楽器(ピアノ、オルガン)愛好家
  • 主催:公益財団法人 かけはし芸術文化振興財団
  • 協力:学校法人 大阪女学院、一般財団法人 大阪クリスチャンセンター、三木楽器株式会社、パックスアーレン株式会社

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Giuseppe Mariotti(ジュゼッペ・マリオッティ)
イタリア、ブローニで生まれ。イタリアのピアチェンツァ音楽院でピアノ、オルガン、作曲を学び、1982年よりウィーン国立音楽大学に在籍。同大学ではピアノ演奏法をハンス・グラーフ教授、室内楽をゲオルク・エベルト教授から学ぶ。1989年にウィーン国立音楽大学を卒業。1999年、ウィーンにあるミノリッテン教会の音楽監督に就任。同年、室内楽オーケストラ「アンサンブル・サリエーリ・ウィーン」を立ち上げる。2003年、徳島文理大学音楽学部客員教授に就任。2007年より同大学同学部の学部長に就任する。2008年から2010年まで神戸女学院大学音楽学部客員教授を務めた。ソリスト、室内楽奏者、そして、声楽の伴奏者として、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、ロシア連邦、イスラエルで演奏活動を精力的に行うと同時に、ラジオ、テレビにも数多く出演。

会場・お問い合わせ
会場 大阪クリスチャンセンター ホール
大阪市中央区玉造2丁目26-47
・JR環状線「玉造駅」から徒歩約10分
・地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」 1番出口を右に出て徒歩約5分
・空堀町交差点をレンガの歩道沿いに 北へ約30m


お問い合わせ マスタークラス事務局(トート音楽院内)
TEL:06-6341-4639
■URL:www.thoth.co.jp

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